作るだけで満足してない?ウェブ集客を最大化するLPO/EFOのススメ!!

lp_cover3.jpg

LP、作っただけで満足してない?

LPを作っても、なかなかCV(コンバージョン)しない...ってこと、ありませんか?また、最初は調子が良くても運用していくうちに、徐々に成果が落ちていってしまうこともよくあります。

成果が出ていないLPをそのままにしておくのはもったいない!

そこで重要になるのが、LPO/EFOです!

LPOは Landing Page Optimizationの略 。日本語では「ランディングページ最適化」と呼ばれており、 LP内における各要素を最適化し、CVR(コンバージョン率)を最大化させるための改善手法です。

一方EFOは Entry Form Optimizationの略 で、日本語では「入力フォーム最適化」と呼ばれています。こちらは、 入力フォームの仕様や項目、デザインを最適化することを表します。

今回は、LPO/EFOの重要性と最適化の手法について簡単にまとめました!

LPO/EFOって実はコスパがいいんです。

なぜLPO/EFOが重要になるのでしょうか。それは、LPO/EFOが比較的少ないコストで高い成果をあげることができる施策だからなんです!

例えば、1ヶ月で10000PV(ページビュー)のLPがあったとしましょう。この1ヶ月でLPを経由して50人が夏期講習の申込をしました。CVRは現状0.5%です。ここからなんとかして申込件数を倍にしたいと考えます。

方法は二通りあります。

  1. もっと広告を撒いてPVを倍増する!
  2. LPやEFを見直してCVRを倍増する!

LPO-EFO-例.jpg

広告を増やすとお金がかかる...

「より多くの生徒・保護者にアクセスしてもらう」もちろん、これも一つの考え方です。しかし、それには多くの予算と時間を投じる必要があります。 これを書いている時点で、「大学受験 塾」「高校 講習」などの教育系のキーワードでのクリック単価が平均すると2~300円くらいで、高いものだと1,000円近い状況になっています。つまり、 さらに10000PVを生み出そうと思ったら、数百万円規模での予算が必要 なわけです。

CVRはしっかり見直せば向上する!

一方、広告予算を倍増させなくても CVRを0.5%→1.0%に改善するのは、はっきり言ってなんとかなります! 今あるLP/EFの問題点を洗い出し、どこで生徒・保護者が離脱しているのかを分析して、検証を繰り返しながら改善していけば、必ずCVRは改善し成果につなげることができます! 膨大な予算を投下するよりも少ないコストと時間で成果を出せる! LPO/EFOを検討してほしい理由がお分かりいただけたでしょうか?

ここからは、LPO/EFOそれぞれの手法とそのポイントについて解説していきたいと思います!

LPOの代表的な手法とポイント

LPOの基本的な考え方は、 LP内にある画像・写真やテキスト、構成・ストーリー・ロジックといった要素を、よりユーザーに「刺さる」ものに変えていく というものです。

ここで大事なのは、 「ページの良し悪しを決めるのはあくまでユーザーである」 ということです。デザイナーや広告担当者が直感で「こうした方がいいんじゃないかな?」と修正を加えるのではなく、 ユーザーの行動・志向を分析し、データに基づいて修正していくことが重要です。

LPOの流れ

LPOの流れはおおよそ以下のようになっています。

  1. 現状把握・問題点の抽出
  2. 仮説・改善策の立案
  3. 改善策を実行し、テストする
  4. テスト結果を検証し次の改善策へ

現状把握・問題点の抽出

GoogleAnalyticsのアクセスを解析したり、LPOツールなどを使用してユーザーの意図や実際の行動履歴を分析していきます。

  • どういうユーザーがLPに訪れているのか(生徒が多いのか・保護者が多いのかなど)
  • どのような経路で訪問したユーザーがコンバージョンしやすいのか(広告・キーワードなど)
  • ページのどの箇所がよく見られているか
  • 逆にどの箇所でユーザーが離脱しているのか

これらを分析した上で、LPのどの要素に改善の余地があるのかを考えていきます。

仮説・改善策の立案

次に現状の問題点を改善するための仮説を立案し、その仮説に基づいて具体的な修正内容を決めていきます。例えば、以下のような例が挙げられます。

問題点仮説改善策
ファーストビューの直帰率が高い・ページの表示スピードが遅いのではないか
・ファーストビューの写真やテキストが魅力的でないのではないか
例)サイトのUIが古すぎて信用性を感じられない...など
・表示スピードの改善を行う
・写真やテキストを差し替えてテストを行う
滞在時間が短い・クリックしてきた広告とLPでコンテンツの整合性が取れていないのではないか
例)全学年対象だと思ったのに、受験生向けの話ばかり...など
・ユーザーの意図・志向をくみ、適切なコンテンツに変更する
・ユーザーによってLPを出し分ける
MCV(中間ページへの遷移)が少ない・ユーザーが申込をしようと思った時にスムーズにCV出来る導線となっていないのではないか。・CTAボタンのデザイン・テキスト・設置箇所を見直す

改善策を実行し、テストする

具体的な改善策を実行した上でテストをします。主要なテスト方法には以下のようなものがあります。

  • A/Bテスト →画像やテキスト、ボタンなど特定の箇所のみを変更したLPを2~3パターン用意。どちらのほうがより高い効果を得られるのかを検証できる。
  • 多変量テスト →キャッチコピーやメインビジュアル、テキストなどLPを構成する様々な要素の組み合わせを複数パターン用意し、その中でどの組み合わせがもっとも効果が出るのかを検証できる。

テスト結果を検証し、次の改善策へ

テストを行なった結果を分析し、どの施策が効果的であったのかを検証します。そしてまた次の問題点と仮説を元に改善策とテストを繰り返していきます。

LPOは、 実行したからといって一度で結果がガラリと変わるものではありません。分析と検証を繰り返しPDCAを回しながら、長期的視野に立って実行していくもの なのです。

しかし、データに基づき何より「ユーザーの目線に立って」改善を繰り返していくことから、 結果は必ずついてきます! 継続的にLPOを実施しLPの価値を高めながら、入会率アップを目指しましょう!

EFOの代表的な手法とポイント

ユーザーが入力フォームから離脱する理由には以下のようなものがあります。

  • 入力項目が多すぎて、入力が面倒になり離脱
  • 入力完了したと思ったらエラーが出て嫌になって離脱
  • 誤操作をしてしまい、入力内容が消えてしまったため離脱

せっかくLPを見て、「申込しようかな?」と思ってくれても入力フォームで離脱されてしまったら、もったいないですよね? ユーザーにストレスなく入力してもらえるようなフォーム作りを目指すことが重要です。

入力フォームで改善すべきポイント

上記の理由に対応して、以下のような方針でフォームの改善を進めていくといいでしょう。

  • 入力の手間・ストレスを減らす
  • エラーをなるべく出させない、出ても直しやすくする
  • フォーム外に出させない工夫、内容が消えない工夫

入力の手間・ストレスを減らす

efo_1.jpg

  • 入力項目を少なくする →入力項目の多さはダイレクトにユーザーへの負担増につながります。最低限必要な項目を除いて、できるだけ無くしてしまいましょう。よくあるメールアドレスの再入力なども実は不要です。
  • スペースにゆとりを持たせる →見た目もスッキリしてどこを入力しているわかりやすく、スマートフォンでの入力時の操作ミスを防ぐ効果もあります。
  • 自動入力を活用する →住所の入力などはできる限り自動入力機能を導入してユーザーの負担を軽減しましょう。
  • なるべく1ページにおさめる →項目が多くフォームが長すぎてしまったり、複数ページに渡ってしまったりするとユーザーも入力する気が失せてしまいます。なるべく1ページ、できれば1スクロール内におさまるくらいの長さにしましょう。

エラーをなるべく出させない、出ても直しやすくする

efo_2.jpg

  • 必須項目をわかりやすく! →必須項目をスキップして送信時にエラーが出るとストレスを感じやすくなります。事前にパッと見て必須であることがわかるようにしましょう。
  • エラーはリアルタイムに表示 →送信ボタンを押したときに初めて入力漏れやエラーを表示するより、一項目ずつ入力したタイミングでエラーをチェックしてエラー箇所をわかりやすく表示しましょう。
  • 入力例を明示する →ユーザーが何をどういう形式で入力したらいいか分かりやすいように入力例を示しましょう。
  • 全角/半角の指定やハイフンを必須にしない → 全角・半角のミスでエラーが出るのは本当にストレスを感じてしまいますよね。自動で変換するツールなどもありますので、システムの方で対応しましょう。

フォーム外に出させない工夫、内容が消えない工夫

efo_3.jpg

  • 余計なリンクは外す →送信ボタン以外の余計なリンクが含まれていると、そちらのページに行ってそのまま離脱してしまうということがよくあります。不用意にリンクを設置しないように、プライバシーポリシーなどどうしても置く必要のあるリンクは、別タブで開くように実装するなど工夫しましょう。
  • リセットボタンは設置しない →ユーザーのためを思って設置しがちなリセットボタンですが、誤って押して入力情報が全て消えてしまうともう一度入力する気は無くなってしまうものです。
  • 離脱しそうになったらポップアップ →スマートフォンのブラウザバックなどふとした拍子にフォームを離脱してしまうことはよくあります。そうしたときに入力内容が消えてしまわないように、ポップアップでお知らせをするのも一つの手です。

まとめ

LPO/EFOについての基本的な流れとそのポイントについて解説してきました。

どれだけユーザーを分析し、デザインを練って、時間をかけてLPを作っても、 一発目で訪れたすべての生徒・保護者に完璧にマッチするなんてことはまず不可能です。 だからこそ、検証を重ねながら少しずつ改善を重ねていき、CVRを高めていくことが重要です。

LPO/EFOは根気のいる施策になりますが、その中でもすぐに効果が出るようなものも存在します。優先順位をつけながら、ウェブ集客の効率を最大化していきましょう!

eduadではLPO/EFOツールを用いたLPの最適化にも対応しております 。どこから手をつけたらいいのかわからない...という方も、ぜひ一度無料相談してみてください!

CONTACT

学習塾・教室業のためのウェブ広告や
サイト・LP制作ならeduad。
まずは、無料個別相談へお申込ください。

\塾・教室業のウェブ集客にはコツがあります/